照明スイッチのカバーは古くなってくると中のプラスチックのツメが経年劣化で折れやすくなります。
ツメが折れてしまうとカバーがすぐに外れるようになってしまうのでとても面倒….💦
新しいカバーを買って交換するのが手っ取り早いのですが、古いものだと同じカバーがなかったりして、他のカバーと統一感が無くなってしまいます。
さらに賃貸だと勝手に変えることもできないので、修理して原形復旧したいのですが、折れたプラスチックのツメは接着剤でくっ付けるだけでは強度が足りなくてすぐにまた折れてしまいます。
そこで、なんとか直せないかと試行錯誤して見つけた、折れたプラスチックのツメを簡単に直せる方法を紹介したいと思います。
あくまでも自己流なので、参考程度になればと・・・><:
スイッチカバーの壊れた状況
照明スイッチのカバーは4か所のプラスチックのツメでスイッチ本体に取り付けられています。
経年劣化でプラスチックの強度が弱くなって、カバーを外したわけでもないのにちょっとした衝撃でツメが折れてしまうことがあります。
何度か経験しているので、年数が経っていると意外によくあることなのかもしれません….
最初は、1か所だけだったのが、気付いたら2か所とも折れてしまいました….


15年くらい経っているはずなので、表面も黄ばんでますね….
プラスチックのツメを直す方法
プラスチックのツメは、接着剤でくっ付けても、取り付ける時に同じところの力がかかってしまうのですぐに折れてしまいます。
それなので、折れたツメを補強してあげる必要があります。
補強の方法はとてもシンプルで、プラスチックのツメに『当て木』をして強度を確保します。
当て木とは・・・
材料や部材を保護したり、補強したりする目的で用いられる木。おもに加工時に用いられる板に使われることが多い。

接着剤で固定すれば十分な強度が確保できる!
実際に直してみた
細くて四角い木の棒を用意します。割箸などでも大丈夫です。
プラスチックのツメの背面に取り付けられる高さにカットして、カバーの底面に合わせ当て木を曲線になるように調整します。
当て木が安定したら瞬間接着剤でツメと当て木の接続面と、ツメの折れた部分を接着させます。
接着剤が固まれば完成!
固まってしまえば強度は十分に確保できます。








当て木がカバーにしっかり接着されていれば強度は十分!
まとめ

ホームセンターなどに同じ型のスイッチカバーがあれば、交換してしまうのが手っ取り早いですが、型式が古かったりして他のスイッチと仕様が変わってしまうのが気になる場合や賃貸で無断で変えることができない場合などには修理をおすすめします。
スイッチカバーの修理は思ったよりも簡単に修理できるので、一度試してみてはいかがでしょうか。