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有孔ボードで壁面を活用するDIY

我が家はリビングの壁面にカウンターがあり、その隅にモニターを設置しています。

仕事をしていると、PC周辺には文房具や書類や小物などちょっとしたものを置きたくなります。

近くに収納はあるのですが、頻繁に使うものは、ついついしまうのが面倒になってしまい、PCまわりに物が増えてしまうことがよくあります。

そこで、今回は壁面収納を設けてPCまわりをスッキリさせようと思います。

材料

材料は、以下のものを用意します。

・有孔ボード べニア板5.0mm厚

・緩衝材(壁との隙間を確保するため)15mmの板

・ビス(適宜)

・壁付け照明

・有孔ボード用のフック

・小物入れ用のかご

今回は、壁に照明を取り付けて明るさを確保することにします。

もともと充電式の照明を、上部の棚の下に設置していたのですが、電池の持ちも長くないので、テレワークには不向きでした。

そのため、コンセントから電源を確保した照明を取り付けることにしました。

壁面収納の作り方

有孔ボードを切り出す

まず初めに、設置したい壁面に合わせて有孔ボードをカットします。

5.0mm厚程度であれば、のこぎりで意外に短時間で切り出すことができます。

我が家のカウンター上には棚板があるので、その部分は形に合わせて切り抜きます。

切り抜いたらボードがちゃんと納まるかを仮設置して確認します。

下地材の位置確認

設置するボードの形状が決まったら、次は壁の下地材の位置を確認します。

下地チェッカーを使って、ビスの位置を把握します。(磁石の引きつく感じでビスの位置が分かります。)

この位置かなと思ったら、持ち手の部分を押し込むと先端から針がでて壁に入り込んでいきます。

石膏ボードは柔らかいのですぐに入り込んでいきますが、下地材があれば、力をいれても入り込んでいかなくなります。

その位置には、縦に下地材が取り付いているため、上下の位置でも同じように針は入り込まなくなります。

その位置を他の場所でも何カ所か確認します。

下地材と有孔ボードの孔の位置がずれていないかを仮設置で確認しておきます。

緩衝材を取付ける

ものを吊るしたり、収納かごを設置するためにボードの孔にフックを差し込みますが、壁との隙間が十分に確保されていないとフックを差し込むことができなくなります。

その隙間を確保するために、孔の位置を避けた部分に緩衝材の板を取り付けます。

緩衝材は15mm厚の端材を利用します。

15mm厚以下にすると、有孔ボードに差し込むフックが壁に当たってしまうので、注意が必要です。

今回は、片面が黒色で塗装されたボードを購入していました。

実際に壁に当ててみたところ壁面が黒だと引き締まっては見えるのですが、我が家のリビングにはちょっと暗いイメージが強くなり過ぎたので、急遽、黒の塗装面を裏面にして使うことにしました。

そのおかげで、緩衝材の板がボンドで接着しにくくなってしまったので、板を取り付ける部分のみはヤスリで塗装を剥がしてから接着を行うことにしました。

(塗装の上にボンドでの接着はすぐに剥がれてしまいます。)

塗装を削って緩衝材を接着させる

細長い板を縦に3本取り付けて、ビス止めする孔の部分にのみ緩衝材の板を取り付けます。

ビス止めする位置の緩衝材は、小さくて割れやすいのでドリルで小さい孔を予め開けておいた方が割れ防止になります。

照明を取り付けてボードを壁に固定する

壁付け用の照明は、アームの可動性が高いものを選定しました。


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まずは、取り付ける位置を決めて、取付用の金物を仮留めします。

仮留めした取付金物の中心部分にコンセントを通すための孔を開けます。

ボードと壁の隙間にコードを通して、コンセント側でコードを抜きます。

コードが通し終わったら取付金物に照明を取付けます。

壁面収納の完成

有孔ボードと照明の取付けたあとは、100均で揃えた有孔ボード用のフックとかごを好みの位置に取付ければ完成です。

照明のコードが隠れるだけでもスッキリした納まりになります。

フックとかごを設置して文房具類を入れる

有孔ボードのいいところは、収納位置を自在に調整できることです。

自分の持ち物の変化にも合わせることができるので、とてもフレキシブルに対応ができます。

まとめ

テレワークでPCの前にいることが多くなったので、文房具が近くに置けるのはとても使い勝手が良くなりました。

あとは、照明のアームが調整できるのでWebカメラを利用する時もライトの調光を調節できて映りよくなりました。

デスクまわりをスッキリさせたい場合にはとてもおすすめのDIYです。

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