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子供部屋のクローゼットをDIYで収納力UP

子供部屋には、クローゼット収納用であろう少し凹んだスペースがあります。

このようなスペースにはちょうどいいサイズの収納を探すよりも、ジャストサイズで作ってしまった方が収納力がUPします。

クローゼット収納は、作りはとても単純なのですが、1枚1枚の板が大きくなってしまうので、DIYで作るのに躊躇してしまいます。

材料のカットはホームセンターでお願いして、家では組み立てるだけにするとだいぶハードルが低くなります。

材料が大きくて重いので、運ぶのは大変になりますが・・・

ママの強い要望もあり、重い腰を上げて、作ることにしました。

凹みにぴったりは収納

クローゼット収納の形を考える

今回の目標は、できるだけシンプルに簡単に丈夫な収納を作ることです。子供部屋の収納なので、見た目は拘らずにシンプルに仕上げたいと思います。

出し入れしやすいように扉は設けずに、背面の板も壁で賄うことにします。

それを踏まえた上で、形を3つ考えました。

案① フレーム型の収納棚

もっとも材料が少なく比較的簡単に作れるのは、側面のフレームを作って棚板をのせていくタイプです。

フレームには2×2材くらいが最低限必要なサイズかと思います。それ以上小さくなるとフレームが弱くなってしまいます。

案① フレーム型の収納棚

フレームに2×4材を使っている事例も多いですが、強度や安定感は良くなりますが、その分、正面からの間口が狭くなってしまいます。

また、フレームに棚板をのせるので、フレーム分の棚板の奥行が狭くなってしまうことに注意が必要です。

案② ボックス型の収納棚

面でボックスを構成するので、棚の強度は高くなります。

中板はせん断力(垂直方向の力)に対して、ダボもしくはビスで支持する必要があるので、重いものを載せる場合は少し多めにビスなどを打ち込んでおいた方がいいです。

案② ボックス型の収納棚

もしくは、2×2材を受け材として下に設けて、棚板を上にのせるようにすると板材に直接ビスを打つよりも強度を確保しやすくなります。

受け材を設ける場合

案③ 支柱型の収納棚

なんと呼べばいいのか考えてしまいますが、4つの支柱で棚板を支えるので支柱型と呼ぼうと思います。

今回は、この形で作ることにしました。

理由は、次の通りです。

・間口を広く確保できる

・奥行もぎりぎりまで欲しい

・断面がスッキリして見た目がいい

・軽量化でコストダウンできる

ボックス型の側板が大きくなり過ぎて運ぶのも大変ですし、材料費も高くなるので、その部分の軽量化を図ります。

4分割にして支柱のように棚板と接合させることにしました。

受け材があった方が間違いはありませんが、そんなに重い物も載せないので、今回はビス止めで済ませます。

意外にビス止めだけでも結構しっかり固定されました。

大人が載ってもそんなにすぐには壊れなそうです。

最後に、ハンガーパイプを上板に取り付けて完成です。

完成です

ハンガーパイプを吊り下げる

まとめ

扉がないのは、収納はむき出しで見えてしまいますが、出し入れがしやすいというメリットもあります。

下段に入れている収納ケースをもっと活用することで、見た目もきれいに収納できるようになると思いますが、今のところ、我が家はこんな感じの方が使いやすいので、しばらくはこのままでいこうと思います。

DIYは決められたスペースを無駄なく利用するにはもってこいなので、収納量が増えてママはとても満足しているみたいです。

重い材料を運んだ甲斐がありました。

 

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