コロナ禍で仕事スタイルが大きく変わった方も多いかと思います。
私もその一人で、コロナが流行する前は、今の会社でテレワークという働き方ができることを想像したことがありませんでした。
現在(2022年6月)、職場の同僚は出社する割合の方が多くなっていますが、「会社が許す限りはテレワークを活用したい」というのが私の考えなので、今後もテレワークを中心に仕事をしていきたいと思っています。
これまでにこつこつとPC機器類を揃えて、職場と遜色がないくらいのデスク環境を整えてきました。
デスクも狭いと作業効率が悪くなるので、DIYで「サイドテーブル」を作りました。
今回は、デスクまわりについて紹介します。
サイドテーブル設置前
子供がまだ小さいので、おもちゃ置場にしかなっていない子供部屋の窓側を利用して、無印の木製デスクを設置して仕事をしていました。
幅110㎝のデスクですが、31.5インチのモニター(BenQ) を設置するとノートPCを置くとスペースはギリギリです。
そこで、中途半端に空いてしまっているスペースを利用して、書棚付きのサイドテーブルを作ることにしました。
こんな感じの隙間で、既製品の家具ではハマらなそうな形状はDIYにはうってつけです。
サイドテーブルをつくる
書棚部分をつくる
材料は、メルクシパイン材を使います。
選定理由は、無印のデスクはオーク材ですが、合わせようとすると材料費が高くなるので、今回は機能とコスト重視としました。
近くのホームセンターで売っている材料の中で、必要な寸法を切り出すのにもっとも効率のよい材料寸法であり、かつ、見た目がよくてコストが高すぎないものを選定しました。
空いているスペースに合わせて材料をカットすれば、作り方はとても単純です。書棚部分は4枚の板で構成します。
今回もカットは材料購入時にホームセンターでやってもらいました。空いているスペースにはめ込まないといけないので、精度が必要になります。
背面の板②に隙間があるのは、デザインというよりも切り出した板の残りの幅が足りなかったので、こんな形にしました。
接合には木工用ボンドとダボを使用して、適度な高さに棚板を取り付けます。
ほとんど見えなくなる部分ですし、基本的に私しか使わないので、仕上がりの精度は求めません。
機能のみを重視して、ヤスリ掛けも少しだけですませます。
ピッタリ入りました。
コンセントを机の上にもっていきたいので、コードが通るだけの穴を電動ドリルで開けておきます。
天板部分をつくる
次に、狭いスペース側にデスクの天板を支える板を設置します。
エアコンの配管があったり、中にコンセントを通したりするので、天板は上に載せるだけで、固定しないことにしました。
天板もホームセンターで隙間の形に合わせてカットしてもらっているので、あとは書棚の上に載せるだけです。
天板にもコンセントコードが通る穴をあければスッキリします。
延長コード usb コンセント TESSAN 電源タップ 3個AC口 3つUSBポート 1.5m 小型 usb充電タップ たこあしコンセント テーブルタップ (ブラック)
エアコンの配管部分も天板を切り取っておきます。これくらいのカットは自宅でやってしまいます。
もとのデスクとの間に多少の隙間はできてしまいましたが、これくらいは許容範囲です。
書棚の下段は床置きでよいかなと思っていたのですが、コンセントコードを引っ張ってこないといけなかったので、余った端材で両端に脚を付けた板材を床に置きました。
書棚とは接合させずに床に置くだけの形です。
天板はやすり掛けして蜜ロウワックスを塗布します。コップなども置くので、天板だけはワックスを掛けておきます。
未晒し蜜ロウワックス ★ 300ml (C)タイプ 蜜蝋 みつろう ◆ スポンジ付き
サイドデスクの完成
あとはPCと周辺機器を接続して、デスクまわりのサイドテーブル設置の完了です。
無印のデスクと色合いの違いは否めませんが、今回は機能重視で割り切りましょう。
イメージしていたよりも、いい感じに出来上がりました。
買ってよかったPC周辺機器
最後に、テレワークで揃えたPC周辺機器の中で、良かったと思うもの3つを紹介します。
モニター (BenQ EW3270U 4K 31.5インチ)
まずは、BenQの31.5インチモニターです。
電子機器に強いこだわりがある訳ではないので、このメーカーのモニターがいい!って訳ではなく、31.5インチのモニターサイズに満足していると言った方が正しいです。
リビングのカウンターにもモニターを設置していて、そのモニターは、LGの29インチ ウルトラワイドですが、数字以上に感覚的に31.5インチの方が断然大きく感じます。
モニターに強いこだわりがなければ、BenQのモニターはLGよりもしっかりして安定感があるので十分に満足できるものではないかと思います。
大きい画面に慣れてしまうと、小さくなった時に不便さを感じてしまうのは人間の性(さが)でしょうか・・・
BenQ EW3270U 4K エンターテインメントモニター (31.5インチ/4K/HDR/VA/DCI-P3 95%/USB Type-C/HDMIx2/DP1.2/スピーカー/輝度自動調整機能(B.I.)搭載)
デスクチェア (オカムラ オフィスチェア コンテッサ セコンダ)
テレワークは出社して仕事をしているよりも座っている時間が長くなる傾向があります。
会社だと何かしらで席を立つことが頻繁にあるのですが、在宅だとその必要がなくなるので、自然と長くなってしまいます。
もともと家にあるダイニングチェアで仕事をしていたのですが、だんだんと腰の痛みが深刻になってきたので、思い切ってデスクチェアを買いました。
それは、オカムラのコンテッサセコンダです。
オカムラの最高峰のチェアだけあって、決して安くはなく、かなり躊躇しましたが、この先テレワークを活用していく中で、体への負担は軽減させたいので、思い切って決断しました。
オカムラ オフィスチェア コンテッサ セコンダ 可動肘 ハイバック 座:メッシュ ブラック CC81MR-FPG1
コンテッサセコンダとよく比較されるのが、ハーマンミラーのアーロンチェアです。
【正規品】 Herman Miller (ハーマンミラー) アーロンチェア オフィスチェア B(ミディアム)サイズ グラファイト(ブラック) BBキャスター 12年保証 AER1B23DWALPG1G1G1BBBK23103
圧倒的な知名度があり、世界中で多くの人に愛用されているチェアなので、インテリアやチェアに拘りのある方からすると憧れの椅子だと思います。
私も建築屋のはしくれとして、以前からこのチェアに憧れはあったので、実際に商品を購入する前に何度か試座しにショールームに行きました。
どちらも甲乙つけがたしという感じだったのですが、
決め手は 「座り心地と私の性格的なところ」 でした。
これはあくまでも個人的な意見ですが、座り心地はコンテッサセコンダの方がよいと感じました。
座面部分のゆとりがアーロンチェアよりもあったのがそう感じさせたのかもしれません。(実際に寸法は比べてないです。)
あとは、仕事が建築関係なので、まわりにもこだわりの強い人たちが多く、軒並みアーロンチェアを持っていました。
私の性格的に、みんなが持っているものだと興味をなくしてしまい、自分なりのものが欲しくなるタイプであることも決定要因でした。
(あくまでも私のまわりにはコンテッサセコンダを持っている人はいなかったというだけで、とても人気の商品です。)
キーボード ロジクール アドバンスド ワイヤレスキーボード KX800 MX KEYS
これまで持っていた私物のキーボードと会社のものをあわせると4台くらいを使ってきましたが、そのすべてがロジクール製のものでした。
その中でも、この「ロジクール アドバンスド ワイヤレスキーボード KX800 MX KEYS」は満足度がもっとも高いものでした。
これまで使用したキーボードの中で、これが唯一の充電式だったのですが、充電式のコンパクトさは実際に、ものを見てみるまで侮っていました。
キーボードの電池はそれほど頻繁に切れることはなかったので、どちらかというと毎回充電する方が面倒だと思って充電式を敬遠していました。
ロジクール アドバンスド ワイヤレスキーボード KX800 MX KEYS 充電式 bluetooth Unifying Windows Mac FLOW ワイヤレス 無線 キーボード 国内正規品
電池が必要ないのでキーボードの厚みはとても薄いですが、重厚感はあります。むしろ今までの中で一番重いです。
ちなみに参考までに今までのキーボードは以下のものです。
・ロジクール ワイヤレスキーボード K295GP
・ロジクール ワイヤレス マウス 無線 キーボード セット MK235
・ロジクール マウス ワイヤレスキーボード セット MK545
慣れればどのキーボードタイプでも問題ないのですが、あえて比較するのであれば、このパンタグラフキーボードは一番入力がスムーズにできて気に入っています。(個人差はあると思います。)
キーボードが重い分、安定感がとてもあるので、入力がやりやすいです。
あとは、MK235と比べると反応が断然にいいです。
まとめ
サイドテーブルは、飲み物やコップの置き場所や書類の一時避難場所としても使えるので、作業が格段にやりやすくなりました。
書棚のスペースができたことも効果は抜群です。
仕事に必要な図書が整理して置けるので、デスクまわりがスッキリするし、効率的です。
おそらく一番大変な作業であろう、材料のカットのみをホームセンターでやってもらえれば、製作はそれほど大変な作業ではないので、1日あれば十分にできるのでオススメです。