ベッド増設のきっかけ
1歳の下の子はこれまで寝室のベッドの横に設置しているベビーベッドに寝かせていたのですが、寝室もあまり広くないので、ベビーベッドが少し邪魔になっていました。
1歳半を過ぎた頃にそろそろ同じベッドで寝ても大丈夫じゃないかと思い、思い切ってベビーベッドをなくしてみることにしました。
寝室のベッドはシングルベッドを2つくっつけて寝ていたのですが、さすがに大人2+子供2の合計4人で寝ようとすると狭くてゆっくり寝てられません。
しかも、子供の寝相はなかなかのもので、どうしてそんなに動くのかってくらいにいろんなところに移動します。
そこで、ベッドを増設することを考えました。
ベッド増設計画
設置場所を探す
増設することにしたはいいもの、我が家の寝室には新たに市販のシングルベッドを設置するほどのスペースは残されていません。
どうしたものかと悩んだ末に、窓際のデッドスペースを利用することにしました。
以前は寝室用のデスクが置いてあったのですが、テレワーク環境を整えるため、子供部屋に移動させたのでスペースが余っていました。
しかし、窓際のスペースは柱があるので、少し狭くなっています。(マンションでよくある間取り)使い勝手は悪く、幅は130㎝くらいしかありません。
イメージのスケッチ
正直なところ、計画当初は窓際の幅は狭いので大人は寝っ転がれないし、ベッドはL字のようになるので、果たしてどうなんだろうか・・と少し不安もありました。
ただ、DIYで素人なりにいくつか家具を造ってきた中で学んだことですが、計画段階でいろいろ考えすぎてしまうと、実行に移るのが先延ばしになってしまうので、ある程度の方向性と寸法などをスケッチしたら実作業に移して、あとは作りながら微調整していったほうが時間がかからなくていいということです。
ほとんどの場合、期日があるわけではないと思うので、先延ばしにしようと思ったらいくらでも出来てしまうのがDIYの特性だと思います。
それなので、簡単にスケッチして寸法を測ったら必要な材料の数量だけを確認して実作業に移ります。
ベッドの製作
フレーム造り
使用する材料はSPFの2×4材です。
まずは脚とフレームを作ります。
作り方はいろいろあると思いますが、一番手間のかからないと思われる方法で作ることにしました。(もっといい作り方はあると思います。)材料は購入時にカットしてもらい、家での作業を短縮させます。
縦方向に脚を3本設置して、横方向の上下の2本で脚を連結させます。連結部分は金具を使うと接合部の強度が増しますが、今回は連結材を上から載せてビスを打ち込むことにしました。
次に、床板のスノコがずれないように両サイドに枠を設置します。枠は木工用ボンドとダボで接合します。
床板造り
最後に床板部分を造ります。
床板はベッド下を収納として使えるように取り外しできるように乗せるだけの構造にします。
スノコを厚みが38mmの角材を使ったので、重くなり過ぎないように床板を4分割にしました。2分割だと持ち上げるのが一苦労でした。
角材の間隔などはだいたいで決めています。今回は角材の厚みと同じにしましたが、ビスで接合する時に角材を挟むことでズレ防止になるので、作業が楽になりました。
両側にスノコを設置したら本体の完成です。
マットレスの設置
ベッドの高さは、もともと子供用の遊び場に使っていたマットを再利用したかったので、このマットの高さを含めた上で高さを設定していました。
そのため、まずはそのマットを設置します。
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次に、マットレスを設置します。
たまたまちょうどいいサイズのソファーベッドを見つけて購入しました。
背もたれの部分が窓のブラインドの前に飛び出してくれるので、子供がブラインドをいじりにくくなってちょうどよい感じになりました。
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ベッド増設の完成
最後に、おねしょシーツの上にベッドシーツを敷いて完成です。
ベッドの高さが既存のベッドとずれてしまうのではないかと心配でしたが、ほぼ同じくらいになって繋ぎの部分の溝もほとんど気にならないくらいです。
まとめ
L型のベッドで窓際は子供しか寝れないスペースの増設がどうかなぁと不安がありましたが、実際に使ってみて感じたのは・・・
ベッド増設 とても良い!! です。
特にママからの評価がいろいろ造ったDIY品の中でも一番じゃないかというくらいに良かったです。
具体的に何がよかったかというと・・
ベッドを増設して3ヶ月くらい経ちましたが、最近はL型に合わせてそれぞれが好きなところで寝ています。L型だと大人は足が当たってしまうのですが、うまく避けながら意外に快適なベッド環境になっています。
ベッド下はみとの寝床にもなっています。
ベッドが狭いことに悩まれている方、窓際スペースのベッド利用を検討してみてはいかがでしょうか。