マンションの一般的なトイレは、ペーパーホルダーとタオル掛けが壁に付いているくらいのシンプルなつくりになっていることが多いですが、少し殺風景でいまいちな感じです…..
インテリアを置いてオシャレな空間にしたいけど、置く場所がなかったり、狭かったりでうまくいきません・・・とはいえ、自分で紙を変えたり、棚を作ったりは大変・・・・💦
そこで、あまり手間とお金をかけずに一味違ったトイレ空間にする方法を紹介したいと思います。
現状のトイレ
よくあるマンションのトイレですが、ペーパーホルダーは古かったので、安価なものを付け直しています。アルミ製なので、SUS製のホルダーに比べると重厚感がなく安っぽく見えてしまいます….
実際、安かったんですけどね…
安っぽく見えるペーパーホルダーも一緒に、ひと手間加えるだけでいい感じの空間になるように木のカウンターを取り付けることにしました。
カウンターを作る
材料には杉板を使う
材料には無垢の杉板を使います。
近くのホームセンターで安価で手に入る材料で、家具やおもちゃ作りによく使っているのであまりの破材を利用して作ります。
このサイズの板しかないので、他に使用目的がないとちょぅっと手が出せないかも…..
カウンターのサイズをイメージする
カウンターをどれくらいの大きさにするかは、トイレの大きさや全体のバランスに合わせて設定します。
イメージはペーパーホルダーの上に取り付けて、ドア枠まで伸ばす感じ!
だいたい、幅65cm、奥行10cmくらいにしました。
とてもシンプルだけど、イメージがガラッと変わります!
材料のカットと支持材の取付け
設定した寸法にのこぎりで材料をカットします。
ペーパーホルダーの上に支持材を乗せるような感じで壁に固定するようにします。
直接ビスを打ちこむと板が割れてしまうので、予めビスの頭より少し小さい穴を開けておきます。
重いものを載せることを想定していないので、これくらいの長さであればビス2つくらいでも十分!
下地探し
カウンターを固定させるために下地材の位置を探します。
下地チェッカーで下地のビスの位置を確認して針を押し込みます。下地がある部分だと針が押し込めなくなるので位置が分かるようになっています。
我が家のトイレはペーパーホルダー周りの下地に補強材が使われているようで、広範囲で針が刺さらない部分がありました。
吊戸棚など壁掛けの家具を取り付ける際に、下地の補強材としてベニヤ板などを使うことがあります。
下地材にビスを打つには電動ドリルがないと厳しいです・・・
カウンターの設置
カウンターの1か所の支持材にビスを2つ打ち込んで固定させます。
重いものが載らなければこれくらいでも十分な固定ができるので、下地材にビスを打つことだけを忘れずにやっておけば大丈夫です。
固定する支持材はカウンターの出幅よりも小さくしておくことで、ペーパーホルダーとの間に隙間があるように見せることができます。少し浮かせて見せる方がすっきりとした納まりになります。
カウンターの先はドア枠の横に擦りつくように取り付けます。
木の材質によってイメージも変わってきます。
カウンターの完成
無垢の杉板は節が多いのが特徴的ですが、同じ木の種類でも等級によって価格が異なります。節がない無節もありますが、価格が高くなるため、ホームセンターでは節ありの安価なものが多く見られます。
今回仕様する無垢ボードは一番低い等級のものだと思いますが、節があっても全然気にならないくらいの素材感があります。
節ありは好みが分かれますが、個人的には好きな安価で好きな素材なのでよく使うことが多いです。
最後に蜜蝋ワックスを塗って完成です!
ワックスを塗ると色合いが濃くなって高級感が出てきます。
DIY後のトイレ
完成したカウンターにちょっとしたアイテムを置いてあげると、殺風景だったトイレが素敵な空間に変わります。
木は植物との相性がとてもいいので、ちょっと緑を置いてあげるだけで爽やかな空間に仕上がります。
トイレの時に携帯使っていると置ける台があるととても便利なんですよね..
まとめ
簡単だけど、意外にトイレ空間の印象が変わる工夫を紹介させてもらいました。
使っている材料も少ないので、気軽にできるDIYとしておすすめです。
木の材質によってイメージも変わるので、好みの材料を探してもらうといいかもしれません。
無印などにも壁に取り付けられるカウンターがありますが、規格のサイズなので、端部の納まりがきれいにできないので、後付け感が否めません。
DIYで作ると大きさや材質など自由に調整できるので、一味違った印象を与えることができるようになります。
ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。