昔ながらの木のおもちゃには、今見てもよく考えられた作りになっていて飽きのこないものが多くあります。
最近ではあまり見ることが少なくなってしまいましたが、単純だけど面白いおもちゃがいろいろあります。
今回は、見ていて楽しい、動かしてみて面白い昔ながらの木のおもちゃを紹介します。
落とし人形
ベック社 Beck カタカタ人形
カタカタと落ちていく人形がリズミカルな動きをするので何度も落としたくなってしまう「落とし人形」です。定番の人気商品で、ドイツの玩具メーカーのベック社からも商品が出ています。
日本の昔ながらのおもちゃは、最近ではあまり商品化されて販売されていないこともあるので手に入りにくいものもありますが、落とし人形は海外でも人気なのか、大手玩具メーカーから商品化されていて、今でもよく見かけるおもちゃです。
意外と簡単に自作もできるので、作り方を説明しているサイトも多くあります。
私も少しアレンジして作ってみましたので参考にしてみてください。
有孔ボードを使って穴あけを省略すると作業が楽です。
↓有孔ボードを使った落とし人形を作ってみた
はしご落とし人形
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コマの人形が回転しながらはしごを落ちていく、「はしご落とし人形」ですが、どこかで一度は見かけたことがあるおもちゃなのではないでしょうか。
「はしごダルマ」や「回転はしごくだり」などのさまざまな商品名で販売されており、人形のキャラクターが変わると、また違った面白さがあります。
はしごの踏ざん（登る部分の棒）とコマの穴の形状を調整することで、あとはコマの自重で落ちていく仕組みになっています。仕組みは単純ですが、回転方向が途中で変わったりするので見ていて飽きないです。
組み立てる木のおもちゃ【回転はしごくだり】 木製玩具
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中には、スロープトイと一体となっているものなどもあります。
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回転人形（ブンブンおさる）
昔ながらの木のおもちゃ【ブンブンおさる】箱入り
棒の下側に位置する持ち手の部分を強く握ったり、緩めたりすることで中心の人形が回転する「回転人形」です。
まるで人形が鉄棒をしているかのように動くので、「鉄棒人形」なんて言われたりもします。
ただ回転させるだけでなく、人形を倒立させたり、大回転させるなどの技もできるので遊び方にバリエーションがあります。
登り人形（木登りゴリラ体操）
昔ながらの木のおもちゃ【木登りゴリラの体操】箱入り
吊るされた２つの紐を交互に引っ張りながら、うまく人形を登らせていくおもちゃで、「登り人形」って言われています。
あまり販売されているものとしてはバリエーションは多くありませんが、小さな子でも楽しめるおもちゃです。1歳くらいの子供でも、紐を上下に動かすことはできるので、うまくかみ合った時には人形は登っていってくれます。
コツをつかむと簡単ですが、小さな子供にはなぜ登っていくのかが分からないので、どうやったら人形を登らせることができるのかを考えたり、試してみたりを繰り返すので、脳の発達を促すおもちゃではないでしょうか。
↓紐が一本のバージョンのおもちゃもあります。
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人形のキャラクターを変えると違った感じになったり、２つ人形を付けても楽しむことができます。
１歳でも意外と上手に人形を登らせることができます。
ローリング人形
昔ながらの木のおもちゃ【ローリングキャット】箱入り
人形が坂道を回転しながら移動していくおもちゃですが、ゆっくり転がっていく様子が面白くて、ついつい何度も見てしまいます。
こちらも商品として販売されているものは少ないですが、前に紹介した「はしご落とし人形」と一体となったおもちゃとして販売されていたりします。
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まとめ
今回は、昔ながらの木のおもちゃの中でも、比較的手軽に遊べるものを選定して紹介しました。
商品として販売されているものが少ないものもありますが、比較的簡単に作れるので、自作する人も多いようです。
今の子供たちが知らないおもちゃかもしれませんが、昔ながらのおもちゃは、おじいちゃんおばあちゃん世代が遊び方をよく知っていて上手だったりもします。そのため、孫との交流のアイテムとして活躍することもしばしばあるようです。
昔ながらのおもちゃをコミュニケーションのアイテムとして使ってみるのはいかがでしょうか。
