以前にも洗面所の吊戸棚をDIYで収納力をUPさせる方法を紹介しましたが、その時は、支持金物には棚柱を使った稼働棚で作りました。
今回はブラケットを使った洗面所の棚収納のDIYを紹介したいと思います。
引っ越したので2回目の棚収納作りになりました。
現状の洗濯機上
洗濯機上のスペースには吊戸棚が設置されていることも多いですが、何もないともったいないスペースになってしまいます。
市販のランドリーラックなどを設置して収納量を確保する方法もありますが、すっきりした納まりにしたいので、以前作ったような感じの棚板を設置できるかたちにしようと思います。
以前のものは側面に棚柱を設置して可動式の棚板にしましたが、今回の住まいは側面に引戸がきてしまうので、支持金物を設置することができません。
そのため、背面からの支持で棚板を支えるかたちで作りたいと思います。
出幅が長くなり過ぎなければ、背面からでも大丈夫!
下地位置の確認
下地の位置は下地チェッカーで確認します。下地チェッカーは磁石でビスの位置を確認できて、押し込むと先端についている針が石膏ボードを貫通して下地まで到達するようになっています。
下地があると針は途中で止まるので、下地があることが分かるようになっています。
クロスに針を刺してもほとんど目立たないので、見た目の問題はありませんが、やり過ぎると目立ってくるかもしれないので、ほどほどに・・・
だいたいの下地の位置が確認できたら収納のレイアウトを考えていきます。
下地は均等に配置されているわけではないので、ブラケットを設置する位置は少しどちらかに寄ってしまいます。
板の割付け
棚板を設置する位置をイメージします。
収納するものの高さを想定しておくと目安ができてイメージしやすくなります。
今回は、以前使っていた無印の布製ボックスを入れることを想定して、高さが16cmの箱が収まることを最低限の高さとしてレイアウトをします。
コンセントが邪魔になるので、その上から均等に割り当てるとだいたい高さ23cmくらいの割付けになりました。
取り出しやすい軽いものを入れておいた方が使い勝手がいい!
支持金物の選定
背面からの支持で棚板を支えるためにブラケットアングルを購入しました。
ちょっと太めのブラックなアングルにしてみました。
いろいろ悩んだのですが、ちょうど6個欲しかったので、セットの個数がちょうどよかったというのも理由の一つです。
これ以外にも斜めに補強材の入ったブラケットなども候補の一つでした。補強材があることで金物の幅や厚みなどがスリムになります。
今回は、棚板の間隔があまりないことと板の奥行を30cm程度にしたので、補強材が少し邪魔になるかと思って別のものを選びました。
条件に合わせて支持材を選定してもらえればいいと思います。
設置してみた
ブラケットの存在感強めですが、物を入れてしまうとそれほど気にならなくなります。
吊戸棚の完成!
ブラケットの耐荷重は10kgなので結構重いものまで載せることができます。洗面所廻りに置くものであれば大抵のものは収納できるのではないでしょうか。
我が家はバスタオルを設置しました。引き出しの中に入れていると取り出しにくくて使い勝手悪いので、すぐに取り出せる位置に置けてとても便利です。
上段は少し高い位置になるので、非常用グッズや普段あまり使わないストックのシャンプーなどを入れて置けるスペースなどが良いと思います。
イメージ通りにできました。
少し不満な点
ブラケットをAmazonで購入したのですが、ブラケット自体は想像通りだったのでよかったのですが、ビスはそもそも足りてなかったり、色が黒じゃないので目立ってしまう….というようなところが少し不満な点でした。
仕方ないので、ビスは新たに購入しました…..
ビスが目立たない方がきれいに見えます。
まとめ
洗濯機上の吊戸棚は2回目の紹介になりますが、支持の仕方が違うので作り方も全然違ってきます。周りの条件によって設置できる方法が変わってくるので、状況に応じた施工方法を選んでもらうといいかと思います。
どちらでもできる場合はお好みでいいと思います。
見た目もとてもすっきりするので、洗濯機上の棚板収納はとてもおすすめ!
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。