鬼滅の刃ブームが落ち着いてきたとはいえ、子どもたちの間ではまだまだ根強い人気。
わが家の子どもたちの周りでも、いまだに「水の呼吸！」などと言いながらチャンバラごっこをして遊んでいる姿をよく見かけます。
そんな鬼滅好きの子どもが最終的に行き着く先に・・・『刀のおもちゃ』！！
その中でもコスプレ用の刀はリアリティがあってアニメの刀がそのまま再現されているのでとてもカッコイイ！
カッコいい刀を子供は欲しがりますが、素材は竹製とはいえ刃先は尖っているの目に当たれば大怪我になる恐れもあります。
危ないものは渡さない！というのが一番安全なのですが、それを理解した上で遊ぶことによって子供が分別を学べるいい機会にもなります。
今回は、全長約77cmの鬼滅の刃の刀を小学生や未就学の子が持ったらどうなるのかや遊び方のイメージ、注意したいポイントなどをまとめてみました。
商品の紹介
特徴
刀の長さは約77cmと小学生の子供くらいにちょうどいいサイズ。
子ども用のチャンバラ剣（60〜70cmくらい）と同じくらいのサイズで、大人用で104㎝のものもあります。
同じ「鬼滅の刃 日輪刀」でも、バンダイのDXシリーズのように、音や光が出るタイプのおもちゃもありますが、この商品は電池を使わないシンプルな模造刀タイプです。
小学校中学年〜高学年くらいなら「ほぼ本物サイズ」の迫力で、幼児が持つとかなり長く感じるので、取り回しには注意が必要です。音や光よりも「見た目・サイズ感」でテンションが上がるタイプで電子音がうるさくて困る…という心配がない。
素材
素材は、鞘：ABS樹脂、持ち手（柄）：木製、刀身：竹製 という構成になっています。
鞘は樹脂なので軽くて扱いやすい。柄が木製なので、手に持ったときの質感が少しだけ本物っぽい感じがします。刀身は金属ではなく竹なので、重さも軽くて5歳でも十分に扱うことができる。
あくまで「模造刀・コスプレ用」のカテゴリーですが、見た目や雰囲気はしっかり鬼滅っぽく楽しめるタイプだと思います。
ABS樹脂とは・・・
アクリロニトリル（A）、ブタジエン（B）、スチレン（S）の3つの材料からなるポリマーのことで、 これらの頭文字を取ってABS樹脂と呼ばれている。
ABS樹脂は、成形しやすく、物性バランスや表面外観に優れており、家電製品や自動車の部品などに幅広く使用されている。
商品のポイント
良いところ
- ☑長さ77cmで見た目の満足度が高い
- → コスプレ用なので見た目の完成度は高くて軽い
- ☑竹製の刀身＋ABS鞘で金属より安全
- → 当たれば当然痛いですが、金属や硬い合金と比べれば安全性が高い
- ☑電池不要で壊れにくいシンプル構造
- → 音・光などのギミックがないので壊れる部品もなく、電池もいらない
- ☑大人も一緒にテンションが上がる見た目
- → 親世代でも鬼滅ファンは多いので、親子で写真を撮ったり、ごっこ遊びで楽しめる
2つ購入しましたが、作りの粗さもなく、どちらも完成度の高い商品でした。
注意したいポイント
長さがある分、ぶつけ事故のリスクは高め
戦いごっこで思いきり振り回すと危ないので、基本はコレクションとして飾ったり、一人でゆっくり素振りをしてフォームを楽しむ用途向けです。
未就学児が持つ場合も、周りに人や家具がない場所を選び、大人がそばで見守りながら「人には向けない」、「周りをしっかり見る」などのルールを決めて遊ばせると安心です。
未就学児でも使えるが、大人の見守りは必須
刀そのものは未就学児でも持てる重さですが、長さと硬さがあるため、大人のサポートなしで自由に振り回させるのはNGです。
メーカーの推奨年齢表記にかかわらず、ルールを理解できる年齢か、大人がきちんとそばで見守れる環境かを目安に、親が判断して使わせるのがよいと思います。
公式グッズではないタイプも多い
「鬼滅の刃公式」のマークがない、いわゆるコスプレ用・観賞用の模造刀なので、作品の世界観を楽しみたい人や、ポーズ撮影・ディスプレイを重視する人向けです。
公式感を重視したい方は、バンダイのDX日輪刀やPROPLICAなど、魂ウェブ掲載のアイテムと比較してから選ぶとよさそうです。魂ウェブ
価格はタイミングによって変動
同じような77cm日輪刀は、だいたい3,000円前後の価格帯で出ていることが多いですが、セールや在庫状況で変わります。コレクションとして複数本集めたい場合や、兄弟用に2本買う場合などは、購入前にその都度価格をチェックしておくと安心です。
個人的には「普段は飾っておいて、遊ぶときだけ大人の目の届く場所で使う」くらいの距離感がちょうどいいかなと思います。
遊び方＆活用アイデア
技名ごっこ・チャンバラごっこ
→ 「水の呼吸」「ヒノカミ神楽」など、技名を叫びながら遊ぶと盛り上がりますが、基本的にはチャンバラをする剣ではないことを子供に理解してもらうのがいいと思います。我が家では、チャンバラできる剣は他にも家にはいっぱいあるので、使い分けて遊んでもらっています。
コスプレ写真を撮る
→ 羽織や隊服と組み合わせて、屋外の公園や和風の場所で写真を撮ると一気にそれっぽくなります。
インテリアとして飾る
→ 壁掛けフックや刀掛けスタンドなどを用意して、部屋のアクセントとして飾るのもありです。小さな兄弟がいる家庭では、手の届かない場所に飾れるのが安心。
我が家では子供たちは自分のコレクションの一つにしている感じです。たまに刀を出しては、眺めたりゆっくり素振りをしたりして満足しています。
購入前にチェックしておきたいポイント
遊ぶスペースは確保できるか？
→ 基本的には振り回さないで遊んでもらうのですが、やっぱり刀なので振り回したい気持ちも分かるので、室内で使うなら、6畳間以上で家具などが少ないスペースを用意できるとよいです。
収納場所を用意しておく
→ 77cmあるので、立て掛けるのが一番コンパクトに収納できますが、刀を横置きして飾っておきたい場合は、置き場所を考えておくがよいと思います。
公式グッズとの違い
→ 劇中のギミック再現（音・光など）を求めるなら、DX日輪刀シリーズやPROPLICAも候補になります。
見た目重視＆価格を抑えたいなら、今回のような模造刀タイプも選択肢としてアリです。
どんな子どもに向いている？
鬼滅の刃が大好きな小学生
やはり一番しっくりくるのは、鬼滅の刃が大好きな小学生。
- ●アニメや映画を何度も見ている
- ●炭治郎になりきって技名を叫んでいる
- ●すでに短めの剣のおもちゃでよく遊んでいる
こういった子には、長さ77cmの本格的な刀はかなり刺さるアイテムだと思います。
コスプレ・ハロウィン・発表会用のアイテムとして
ハロウィンの仮装、学芸会やイベントでの衣装、コスプレ写真を撮って楽しみたい家庭など、衣装の仕上げとして日輪刀を持たせたい場合にも良さそうです。
写真映えという意味では、短めの剣よりも長さがある分、雰囲気が出ます。
まとめ
全長77cmの鬼滅の刃の刀をおすすめできる子は…
- ●鬼滅の刃が大好き
- ●コスプレやなりきり遊びが好き
- ●コレクションとして所有するのが好き
- ●ルールを守って遊ぶことができる
この条件が当てハマって、安全性にしっかりと配慮できればかなりテンションが上がるアイテムだと思います。
ただ、先が尖ったものになるのでリスクも伴います。
【考えられる危険性】
- ●目に当たると大怪我に繋がったり、物損のリスクが高め
- ●小さな兄弟がいる家庭では管理に十分気を付ける必要がある
我が家の場合、子供たちはコレクションとして所有することが好きみたいで、刀自体で遊ぶのは最初の方だけでした。
今でもたまに鞘から出したりしまったり、ゆっくり素振りをして楽しんではいます。
『人に当てたり物を壊したら没収！！』
という我が家のルールを設けているので、かなり慎重に遊んでいます(*￣▽￣)ﾌﾌﾌｯ♪
危険性のあるおもちゃですが、ルールをしっかり守って遊べれば、完成度の高い商品なのでおすすめです。
誰にでもおすすめできるものではないので難しいところではありますが‥‥
