夏休みの宿題で毎年悩むのが「工作」!
せっかく時間をかけて作るなら、完成して学校に持って行くだけではなく、作ったあとも実際に遊べる工作がおすすめです。
我が家でもこれまで、木や段ボール、ペットボトルなど身近な材料を使って、いろいろなおもちゃを作ってきました。
今回はその中から、小学生の夏休み工作におすすめしたい「作って遊べるおもちゃ」を6つ紹介します。
簡単に作れるものから、少し本格的な工作まであるので、
「夏休みの工作、何を作ろう?」
と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
- ●短い時間で作りやすい工作
- ●昔ながらの仕組みを楽しめる工作
- ●水に浮かべて遊べる工作
- ●自由研究にも発展させやすい工作
夏休みの工作におすすめの手作りおもちゃ6選
今回紹介する工作はこちらです。
| 工作 | 画像 | 制作の難易度 | 遊びの難易度 | おすすめ学年 |
|---|---|---|---|---|
| 宇宙コマ | ![]() | ★☆☆ | ★☆☆ | 低学年~ |
| ぶんぶんコマ | ![]() | ★★☆ | ★★★ | 低学年~ |
| 落とし穴渡り | ![]() | ★★☆ | ★★☆ | 低学年~ |
| ペットボトル船 | ![]() | ★★☆ | ★☆☆ | 低学年~ |
| ガリガリとんぼ | ![]() | ★★☆ | ★★★ | 中学年~ |
| ポンポン船 | ![]() | ★★★ | ★☆☆ | 中~高学年 |
難易度を制作面と実際に遊ぶ難しさで比較しました。
昔ながらのおもちゃはうまく遊ぶのにコツがいるものが多いので、作るのは簡単だけど、遊ぶのが難しいものがいくつかあります。
のこぎりやカッター、ドリル、火などを使う工作は、必ず大人と一緒に作業してください。
①短時間で作りやすい「宇宙コマ」

最初に紹介するのは、塩ビパイプとシールで作る「宇宙コマ」です。
一般的なコマとは少し違い、円筒形の本体を横向きにして回します。
回転させる方向によって見えるマークが変わり、きれいに回ると、地球の周りを星や月が飛んでいるように見える不思議なコマです。
作る面白さがあまりないんですけど、仕組みが面白くてコマをうまく回せるコツをつかむのも楽しめます。
宇宙コマの主な材料

- 塩ビパイプ
- 星や月などのシール
- 本体中央に巻く細めのシール
塩ビパイプを6cm程度にカットして、好きなシールを貼れば完成です。
工作自体の構造はとてもシンプルなので、低学年の子どもでも取り組みやすいと思います。
ただし、塩ビパイプを切る作業は大人が行いましょう。
簡単だけど不思議なコマ!大人でも仕組みを説明できないかも!
夏休みの工作におすすめなポイント

宇宙コマは、短い時間で作れるだけでなく、シールの貼り方によってオリジナルのデザインにできるのが魅力です。
惑星や宇宙だけでなく、
- 海の生き物
- 恐竜
- ポケモン風のモンスター
- 好きな色や模様
など、子どもの好きなテーマで作っても面白いと思います。
「回す方向によって、なぜ見える模様が変わるのか」を考えて、工作のレポートを作ってみるのもおすすめです。
指で弾いて回すので、コツをつかむまではちょっと苦労するかも…💦
↓詳しい作り方はこちら
②音の違いを調べられる「ぶんぶんゴマ」

ぶんぶんゴマは、穴を開けた板にひもを通し、左右から引っ張って回転させる昔ながらのおもちゃです。
コマが勢いよく回転すると、「ブーン」という風を切るような音が鳴ります。
仕組みは単純ですが、うまく回すためには、ひもを引っ張るタイミングに少しコツが必要です。
ぶんぶんゴマの主な材料

- タコ糸
- コマに使う板
- 持ち手に使う木製ダボ
コマの本体には木材だけでなく、段ボールや牛乳パック、厚紙なども利用できます。
木材を丸く切るのが難しい場合は、段ボールや牛乳パックを使うと作業しやすくなります。

こちらもコツを掴まないとうまく回りません…昔のおもちゃは遊びにコツが必要なものが多いのが面白い!
夏休みの工作におすすめなポイント




ぶんぶんゴマは、形や材料を変えて実験できるところが夏休みの工作に向いています。
例えば、
- 木材と段ボールでは音が違うのか
- コマを大きくすると音は変わるのか
- 穴を増やすと音は大きくなるのか
- 丸形と四角形では回り方が違うのか
など、いろいろな条件で作って比べられます。
実際に試してみると、予想とは違う結果になることもあります。
工作だけで終わらせず、予想・実験・結果・感想をまとめれば、自由研究としても発表しやすくなります。
いろんなパターンのコマを考えて音を試してみるのも面白い!
↓詳しい作り方や、材料による音の違いはこちら
③ 穴に落とさずゴールを目指せ!「落とし穴渡り」

今回紹介する中でも、特に「作ったあと遊べる!」という意味でおすすめなのが、段ボールで作った「落とし穴渡り」です。
大きな段ボール板に、大小さまざまな穴を開けています。
そして、板の上にはひもでつながったコマをセット。
左右のひもを操作しながらコマを動かして、穴に落とさないようにスタートからゴールまで運ぶゲームです。
見た目はシンプルですが、実際にやってみるとなかなか難しい!
左右のひもを同じように引っ張るだけでは思った方向に動いてくれず、微妙な力加減が必要になります。
小学生くらいだと、すぐにコツをつかんで楽しく遊べます!
落とし穴渡りの面白いところ

この工作のいいところは、完成した瞬間からゲームとして遊べること。
穴の位置や大きさによって難易度も変わります。
例えば、
- ●大きな穴を増やす
- ●ゴール付近を難しくする
- ●通れるルートをいくつか作る
- ●小さいコマに変えてみる
- ●制限時間を決める
など、ルールを工夫すれば何度でも遊べます。
兄弟や友達と、「誰が一番早くゴールできるか!」とタイムを競っても楽しそうです。
コースを自分で考えられるのが面白い!
夏休みの工作におすすめなポイント

落とし穴渡りは、段ボールやひもなど比較的身近な材料で作れる一方で、完成するとかなり存在感があります。
さらに、
「どうしたらコマを思った方向へ動かせるか」
を考えながら遊ぶので、単なる工作ではなく知育玩具のような面白さもあります。
夏休みの工作として提出するときは、
- ●なぜこのゲームを作ろうと思ったのか
- ●穴の大きさや位置をどう決めたのか
- ●一番難しい場所はどこか
- ●作ってみて失敗したところ
- ●遊びやすくするために工夫したところ
などを書いておくと、作品の説明もしやすくなります。
自分でコースを考えられるので、オリジナリティを出しやすい工作でもあります。
去年、小学2年生の長男が夏休みの工作で提出しましたが、周りの友達にも好評だったみたいです。
④振動でプロペラが回る「ガリガリとんぼ」

ガリガリとんぼも、昔から遊ばれている不思議なおもちゃです。
ギザギザに削った棒を別の棒でガリガリとこすると、先端に付けたプロペラが回転します。
簡単に説明すると、棒をこすったときに発生する振動が、プロペラの回転する力に変わる仕組みです。
電池やモーターを使っていないのにプロペラが回るので、初めて見る子どもは不思議に感じると思います。
これもプロペラ回すのにかなりコツがいるんですよね…
ガリガリとんぼの主な材料

- 割りばし
- 木製のコーヒーマドラー
- タコ糸
- 小さな釘
- 接着剤
材料はすべて100均で購入できるもので作ることができます。
割りばしに彫刻刀でギザギザの溝を作り、木製マドラーで作ったプロペラを先端に取り付けます。
彫刻刀やドリルを使う工程があるため、大人が手伝いながら作るのがおすすめです。
100均での材料で代替できちゃうのは楽でいい!
夏休みの工作におすすめなポイント



ガリガリとんぼは、「振動が回転に変わる仕組み」を説明できる工作です。
ただ完成品を提出するだけでなく、
- ●どのようにこすると回りやすいのか
- ●ギザギザの間隔を変えるとどうなるのか
- ●こする方向を変えると回転方向も変わるのか
- ●プロペラの長さを変えるとどうなるのか
などを調べてまとめると、理科の実験らしい工作になります。
最初はうまく回らないこともありますが、こすり方のコツをつかんで回り始めると、何度も試したくなるおもちゃです。
小学3年生の長男もたまにうまく回せる程度です。諦めずに練習してコツをつかんでほしいのですが・・💦
↓詳しい作り方はこちら
⑤水に浮かべて遊べる「ペットボトルで作る船」



夏休みらしい工作を作りたいなら、水に浮かべて遊べる船もおすすめです。
ペットボトルを浮きとして利用し、割りばしや薄い板などを組み合わせて船を作ります。
船を作るときに難しいのが、浮かべたときのバランスです。
見た目はきれいにできていても、実際に水に浮かべると、
- 左右に傾く
- 船の前側が沈む
- 動力部分が水面に届かない
- 思った方向に進まない
といった問題が出てきます。
そこで、ペットボトルの位置や大きさ、船体の形などを調整しながら改良していきます。
自由に想像して作ることができるので、楽しみもありますが、難しさもあります。
試しながらやり直して完成度の高い船を目指します。
自由度が高いので、創造力が鍛えられます。ゼロから何かを作り出すことが苦手な子には、楽しみながら鍛えられるのでいいかも!
ペットボトル船の主な材料

- ペットボトル
- 割りばし
- 薄い板材
- 輪ゴム
- ひも
基本的には、身近にある材料を組み合わせて作ることができます。
水に濡れることが前提条件なので、極力、テープや接着剤を使わずに、輪ゴムやひもで固定して耐久性の高い船を目指しますが、小学校低学年くらいだと輪ゴムと紐で縛っていくのが難しいので、テープを使った方が良さそうです。
発泡スチロールなど水に浮く材料などもいい材料になります。
夏休みの工作におすすめなポイント


ペットボトル船は、最初から完璧な形を目指すより、実際に浮かべながら改良するのがおすすめです。
1号船、2号船、3号船と作り直したり、改良前と改良後の写真を残したりすると、工作の過程が分かりやすくなります。
工作カードには、
- どのような船を作ろうと思ったのか
- 最初の船にはどんな問題があったのか
- どこを改良したのか
- 改良後はどのように変わったのか
をまとめると、しっかり考えて作ったことが伝わります。
お風呂やビニールプールで実際に浮かべて遊べるので、作ったあとも楽しめる工作です。
実際に船を作りながら改良した様子はこちら。
子どもがテレビの冒険少年にハマっていた時に作っていました!
⑥蒸気の力で進む「ポンポン船」

今回紹介する中で、最も本格的なのが「ポンポン船」です。
ポンポン船は、金属製のパイプに入れた水をろうそくで温め、蒸気の力を利用して進む船です。
水が温められて水蒸気になり、その水や蒸気がパイプから出たり入ったりすることで、少しずつ船が前に進みます。
電池やモーターを使わずに、火と水だけで船が進むところが面白い工作です。
火を使うので大人と一緒に挑戦する感じで取り組むとよさそうです。
ポンポン船を作るときの注意点

ポンポン船では、
- ●金属パイプを曲げる
- ●船体に穴を開ける
- ●ろうそくに火をつける
- ●熱くなった金属部分を扱う
といった作業があります。
火や刃物を使うため、必ず大人と一緒に作って遊びましょう。
低学年の子どもが一人で作る工作というよりも、高学年の子どもが大人に手伝ってもらいながら挑戦する工作に向いています。
パイプに火を当てることができる台を作る感じです。
夏休みの工作におすすめなポイント

ポンポン船は見た目のインパクトがあり、実際に水の上を動かせるため、発表するときにも目を引く工作です。
さらに、
- ●水を入れないとどうなるのか
- ●なぜ水がパイプに戻ってくるのか
- ●ろうそくとの距離で進み方は変わるのか
- ●船体を軽くすると速く進むのか
など、調べられることがたくさんあります。
「水が水蒸気になると体積が大きくなる」という性質と一緒にまとめれば、工作と理科の実験を組み合わせた自由研究になります。
↓詳しい作り方や、実際に水に浮かべて動かした様子や仕組みの説明はこちら
動いた時の喜びが大きいです!
↓ブリキのポンポン船は今でも購入できます。
まとめ

今回は、小学生の夏休みの工作におすすめしたい、実際に作って遊べる手作りおもちゃを6つ紹介しました。
- ①短時間で作りやすい宇宙コマ
- ②音の違いを調べられるぶんぶんゴマ
- ③いろんなルートを自由に作れる落とし穴渡り
- ④振動でプロペラが回るガリガリとんぼ
- ⑤浮力やバランスを考えられるペットボトル船
- ⑥蒸気の力で進む本格的なポンポン船
どの工作も、完成したら終わりではなく、実際に動かしたり、材料や形を変えたりして楽しめます。
うまく動かなかった場合も、原因を考えて作り直すことで、立派な夏休みの研究になります。子どもの学年や興味に合った工作を選んで、親子で夏休みのものづくりを楽しんでみてください。













