何度か登場している、100円均一のセリアにあるプールスティックを使ってつくる生き物剣シリーズですが、
今回は、「 かもめ弓矢 」 を作ります。
これまでに、「タコ剣」、「魚剣」、「ヘビ剣」、「きりん剣」、「わに剣」など剣はいくつか作ってきましたが、弓矢はまだ作ったことがありませんでした。
それなので、今回は試行錯誤しながら、なんとか形にできたかもめ弓矢の作り方を紹介します。
材料を揃える
今回も材料は、ほとんど100均で揃えられるものですが、弓の弦(つる)の部分は太めの輪ゴムなどでも代替できますが、時間が経過しても切れにくくて丈夫なシリコンチューブを使います。
シリコンチューブはホームセンターで計り売りしているもの購入しました。
たこ糸は料理用のもので家にあるものを利用します。
弓の本体部分はプールスティックだけではしなり過ぎてしまうため、木製角材を中に入れ込みます。
弓を作る
青色のプールスティックを適当な長さにカットします。
今回は65cmくらいの長さとしました。
中心部分に角材を入れ込むための穴を開けます。
この穴は最終的に持ち手となるように埋めます。
角材の両側にシリコンチューブが通るくらいの穴をドリルで開けます。
片側にシリコンチューブを結んで、真ん中の穴から角材をプールスティックに入れ込みます。
次に、ぶつかり防止クッションを使って持ち手部分を作ります。
たこ糸で縫って外れないようにします。
この部分は、弓本体が出来上がったあとからでも取り付けることはできるので、どちらのタイミングでもいいです。
あまりの角材を使って、シリコンチューブを結んだ角材を押し込んでいきます。
中心の穴部分にきたら、先ほどの持ち手部分を通して逆側から角材が出てくるまで押し込んでいきます。
角材の反対側にシリコンチューブ通して、長さと弦の張りの調節を行います。
張りすぎると本体が曲がり過ぎてしまうので、少し張っているくらいで十分です。
最後に、先端部分に保護材を入れます。
しばらく使っていると弦がプールスティックにめり込んでしまって、張りが緩くなってしまうのを防止します。
少し大きめに飛び出しているくらいの方がいいかもしれません。
弓部分の完成です。
矢を作る
矢の長さは、弦の張り具合によっても変わってくるので、出来上がった弓に合わせて引っ張った時に、本体から落ちてしまわないくらいの長さにするようにします。
カモメのお腹の部分をイメージして、少し削って陰影をつけます。
目の部分に穴を開けて、ぶつかり防止クッションとスポンジブロックで目を作ります。
両目をはめ込んだら、残りは口ばし部分です。
ぶつかり防止クッションの切れ端を矢の本体に詰め込んでおきます。
黄色のプールスティックを口ばしに見立てて、先に取り付けます。
カモメの顔部分となる、矢の完成です。
まとめ
プールスティックは強度はありますが、柔らかいので弓本体の部分をどうやって作るかがもっとも難しかったところでした。
それと、弓矢なので、しっかりと矢が飛ぶことを確認しながら形や弦の張り具合などを調整しなければいけなかったので、剣よりも手間がかかりました。
5歳の長男も、最初はうまく飛ばすことができませんでしたが、少しコツをつかんだらきれいに矢が飛ぶようになりました。
矢が飛んでいく前はカモメのように見えるのですが、飛んで行ったあとは・・・何の生き物なのかさっぱり分からなくなってしまいます。
子供は気に入ってくれているみたいなので、良かったです。