男の子は剣が好き
男の子が戦いごっこが好きなのは、いつの時代も同じなのかもしれません。
私も小さい頃は、剣でチャンバラごっこをするのが好きでした。それもあってか、息子も同じように剣で遊ぶのが大好きです。
ただ、チャンバラごっこをするのに固い剣だと危ないので、スポンジタイプの柔らかいものを100均などで買って遊んでいました。だんだんとそれだけでは飽き足らず、自分たちでオリジナルの剣を作って遊ぶようになりました。
最初は段ボールで作っていたのですが、大きな剣を作ろうとするとそれなりの重量になってしまうので、子供が遊ぶのにはちょっと重くなりすぎます。
さらには、それを支えるための強度が必要になるので、どうしても固くなってしまうのが難点でした。
何か柔らかくて長くて丈夫な素材を探していたところ、100円均一のセリアにあるプールスティックを発見しました。
そこで、今回はプールスティックや段ボールで作る自作の剣を紹介します。
自作の剣 その① 段ボールで作った斬馬刀
段ボールを材料として作った剣のイメージは、漫画「るろうに剣心」の相楽左之助の斬馬刀、もしくは、漫画「ベルセルク」のガッツの持っている剣(「ドラゴン殺し」って言うみたい)です。
作り方は、いらない段ボールを折りたたんで、100均のビニールテープでぐるぐる巻きにします。軽量化するために、中はくり抜いてスポンジ系のものを詰めます。刃と握りの繋ぎ部分は折れやすいので、木の薄い板を両側に挟んでテープで巻いて隠しています。
段ボール剣はもう何個か作ったのですが、しばらく使っていると破れたり、折れたりしてしまうので、少し使用可能期間が短い気がします。
1歳児が持つといい感じのサイズ感になります。
自作の剣 その② 勇者の剣
剣のイメージは、ありがちな勇者の剣!
ちょうどアニメで「ダイの大冒険」が放送されていたので、そこから勇者の剣をイメージして、ちょっと長めの大きな剣を作ろうと思いました。
工夫できるのは剣の色と鍔(つば)部分くらいなので、勇者っぽいかなというので刃を青色で鍔を白色にしました。
段ボールのウィークポイントを改善するために、材料には100円均一のセリアに売っている「プールスティック」という商品を利用することにしました。
ポーズが様になっているお兄ちゃん。
作り方
使用するのはプールスティックといらなくなったカレンダーと鍔(つば)の部分に使うスポンジ系の平らな素材です。この素材は、何かの荷物に入っていたクッション材を利用しました。
カレンダー2~3枚を丸めて100均のカラービニールテープでぐるぐる巻きにしていきます。鍔(つば)の部分が下がってこないように開けた穴よりも太くなるようにテープを巻きます。
プールスティックにはもともと真ん中に穴が開いているので、カレンダーの太さをちょうど抜けなくなるくらいに調節して押し込みます。
最後に、刃の先をカッターで少しカットして、ヤスリで削って剣先のようにすれば完成です。
自作の剣 その③ ゲルググの剣
剣のイメージは、「機動戦士ガンダム」に出てくるゲルググが持っている剣なんですが・・・ママに説明しても「ぽかぁ~ん・・?!」って感じで興味ゼロだと思うので、胸の奥にしまっておくことにしました。
私もそんなにガンダム見ていたわけではないのですが、かっこいい剣をイメージした時にふと浮かんできたのがゲルググの剣・・・正直、どんな剣だったかを確認するためにネット検索するまで、ずっと「ゲルルグ」だと思っていました。
ゲルググ・・・ちょっと言いにくいです。
あとは材料の色合いがなんだかガンダムっぽく感じたのにも誘発されたのかもしれません。
↓ゲルググの持っている剣のイメージ
機動戦士ガンダム Gフレーム 高機動型ゲルググ改(ジョニー・ライデン専用機)
作り方
作り方はとてもシンプルなんですが、材料は、勇者の剣と同じように100均のプールスティックの赤色を、ちょうどいい長さにカットします。
次に剣の鍔(つば)部分は、これも100均のスポンジブロックをカッターでだいたいの大きさにカットします。
握りの部分は、いらなくなったカレンダーを2~3枚重ねて、ビニールテープでぐるぐる巻きにして、刃の部分が抜けないくらいの太さまで調整します。
カラービニールテープも100均にカラーバリエーションが豊富にあるので好きな色を選べます。
抜けないように押し込んで、剣先を削りとれば完成です。
まとめ
プールスティックで作る剣は、段ボール剣と比べると柔らかくて破れたりもしないのでチャンバラごっこにはとても適しています。
段ボール剣みたいに凝った形にすることは難しいのですが、シンプルな剣としてのバリエーションはまだまだ可能性を秘めている気がします。
ここ最近は、剣作りをあまりしていなかったので、これからまた作っていきたいなぁと思いますが・・・ママとの交渉次第ですね・・。