ホーム » 工作 » 手作り船 » 脱出島の船を作る “木とペットボトルで作るお風呂で遊べる船”
手作り船

脱出島の船を作る “木とペットボトルで作るお風呂で遊べる船”

脱出島のはじまり

 子供がTBSテレビのアイ・アム・冒険少年の脱出島を見るのが好きで、毎回楽しみにしています。特にあばれる君が好きのようで、「あばれる君、がんばってるよねぇ」ってちょっと上から目線で褒めてたりします。

 ある日、ショッピングモールに行った際に、冒険少年のイベントでイカダ作りの体験ができるものがあって、そこで子供と一緒にイカダを作って持って帰ってきました。

 それがきっかけで、自分たちでも船を作ってみようと言うことになりました。

 ということで・・

 我が家の脱出島の始まりです!

試行錯誤しながら船を進化させる

 基本的に本体部分は、割りばしと薄めの板材とペットボトルを使って、くっつけるのには輪ゴムと紐のみを使用して作ることにしました。

記念すべき 1号船

 まずは、1号船!

動力は、水 です。

 ペットボトルに入れた水がキャップにあけた穴から飛び出すことによって、その反動で船を動かす仕組みです。

 水を入れると重さでバランスを崩してしまうので、アウトリガーを設けて船の転倒を回避します。

タンクの水が後方から噴射して船を動かすイメージ

 アウトリガーのおかげて転倒はしなくなったのですが、水を入れると本体の重量が重くなってしまい、水の吹き出しだけでは、ちょっとずつしか動かなくて物足りない感じになってしまいました。

みとぱぱ

ん~・・動力の部分をもう少し軽くして、馬力を持たせる必要がありそうです…

改良を加えた 2号船

 

続いて、2号船!!

動力は、水→水車です。

 

 1号船の失敗を糧にして、水のエネルギーを機械的エネルギーに変えて水車を利用することで不足した馬力を確保するのが狙いです。

タンクの水が水車を動かすイメージ

 水車のようなイメージだったのですが、水に浮かべると水車にあたる水の力よりも水中の抵抗の方が大きいため、水車がほとんど回りませんでした。

 さらに水車の側面がないので、当たった水が両側に逃げてしまい、水の重量の全部を羽部分に伝えることができませんでした。

 そして何より、お風呂で浮かせるにしては少し大きくなりすぎて、サイズ感がよくありませんでした。

みとぱぱ

ん~~、これは失敗です。

動力を変えての 3号船

 続いて、3号船!!!

動力は、ゴム→車輪 です。

 いわゆる、外輪船(外車船)です。

 

動力を水にするとどうしてもタンク部分の重さが弱点になってしまうため、軽量な仕組みで動力を確保できるゴムに変更します。

 車輪部分は、家にあった端材を利用して、筒状の円柱材に溝を設けてそこに板をクロスさせて挟み込んで作りました。

 サンペレグリノ(炭酸水)のペットボトルを使って見た目もグレードUP!

車輪が回転して水を掻きながら進むイメージ

 これはサイズ感もちょうどよく、期待が持てたのですが・・

 車輪の位置が水面よりも浮き過ぎてしまい、本体が傾いてしまいました。

 転倒することはないのですが、まっすぐ進まなくなってしまいます

 ペットボトルの中に水を入れてバランスを保てば安定したのですが、その分、本体の重量が重くなってしまい、動きがゆっくりになってしまいます。

みとぱぱ

あともう少しのところまで来ている気がするのですが・・

3号船を改善した 4号船

 続いて、4号船!!!!

 動力は、3号船と同様にゴム→車輪です。

 

 3号船の傾きは一つのペットボトルで構成していたので、車輪を水面まで下げることができなかったので、ペットボトルを明治ヨーグルトR-1サイズダウンし、前後に分割して設置しました。

 胴体部分は、3号船を再利用しています。

ゴムは上部から先端に引っ掛けて車輪を回すイメージ

 

結果は・・・・

 見事に成功!!

 車輪の浮き具合や回転率やスピードなどがうまく噛み合いました。

みとぱぱ

 無事に脱出成功です!

まとめ

動力を変えながら試行錯誤して船を改良した結果、4号船はなかなか満足のいくものができました。

水を動力とした船も失敗ではなかったのですが、どうしてもタンク部分が大きくなってしまうので、全体的に大きな船になってしまいます。お風呂で遊ぶにはちょっとサイズ感が合わなくなります

次回は、新たな動力を見つけて挑戦したいと思います。