洗面台の上をスッキリさせたいけど、三面鏡の裏の収納に入れてしまうとまだ小さい子供は取り出すことができなくなってしまうのでどうしたものか・・・・と思っていました。
壁掛けの収納できないかを調べてみたら、ちょうどいいものを見つけました。
さっそく取り付けることにしましたが、壁紙に接着させるタイプのものはすぐに剥がれてしまってまたまたどうしたものかと・・・・
そこで、洗面所廻りの壁掛け収納をDIYしてみることにしました。
今回はその取り付け方などを紹介します。
壁掛け収納の選定
壁掛けの歯ブラシ置きを1から作るのはかなり細かい作業が必要になるので、市販のものを利用します。
選定したのは山崎実業(株)の「フィルムフック歯ブラシ&歯磨き用品収納セット タワー」という商品です。
【フィルムフック歯ブラシ&歯磨き用品収納セット タワー】


(引用:山崎実業 公式HP)
フィルムフックの裏側が透明な粘着面になっているので、壁にしっかりと接着すれば歯磨き粉などを載せても落ちないようになっています。
ただ、口コミなどをみると剥がれているケースも見られました。おそらく壁紙に凹凸があるとうまく接着ができずに強度が足りなくなるんだと思います。

そこで、この商品をうまく利用できるように、壁にネジを打ち込んでしっかりと固定できる形にに加工して取り付けてみたいと思います。
壁掛けの歯ブラシ収納って探すと意外にぴったり希望に合うものがないんですよね….
取り付けるための加工
洗面所の壁に取り付けるために下地の木を選びます。
ちょうどぴったりはまりそうな大きさが四角の木棒15mm×10mmだったので、枠の大きさに長さを合わせてカットします。


裏面の真ん中部分に出っ張りがあるので、カッターや彫刻刀を使って削り取っていきます。見えなくなる部分なので、汚くても大丈夫です!
木をはめた時に浮かない程度に削り取れればOKです。


色合いを統一するために水性塗料のホワイトで2度塗りします。
上面と側面しか見えてこないですが、全体に塗っておきます。

本体の裏面に固定させるための穴をドリルで開けます。
それとは別に、支持材には壁に取り付ける用の穴を開けます。
木棒が細いので、穴を開けずにネジを打ち込むと割れてしまうので、予め穴を確保しておきましょう。
本体と支持材の同じ位置に穴を開けたら、本体の穴の下の方にネジ穴が通るくらいの穴を開けます。
今回はだいたい10㎜くらいの穴を重なるように開けておきます。


ネジ穴を通す大き目の穴を重ねて開けるのが、今回の作業の中で一番難しい部分かもしれません….
洗面所の壁に取り付ける
取り付ける材料が出来上がったら、あとは洗面所の壁の下地を探してネジを打ち込むだけです。
下地材は下地チェッカーを使って位置を確認します。



壁に固定できたら、本体を引っ掛ける用のネジを少し余幅を残した状態で打ち込みます。
最後に本体を引っ掛けて取り付けたら完成!


支持材もほとんど見えないのですっきりした見た目になる!
歯ブラシ置場の完成!


歯ブラシや歯磨き粉を設置するとこんな感じになります!
歯ブラシ×4本、歯磨き粉×2個、吊りフック×1個と写真にはありませんが、石鹸置きが1個ついているセットですが、我が家は石鹸を使わないので、部品を取り付けていません。
吊りフック部分には、ダイソーで購入した掛けられるコップを置いています。
取っ手付きのコップと比べると安定感があって、見た目的にもスッキリとしてとてもいい!
吊りフックが大きいので、そのままコップを被せて置いても大丈夫ですが、商品写真のようにガラスのコップだと少し重いので、子供が小さい場合はプラスチックがおすすめです。
洗面台に置くものが少なくなるので、とてもスッキリ!
パーツの追加
子供たちの歯磨き粉の種類も好みがあって、歯磨き粉フックとコップの吊りフックが足りないので、石鹸置き場を取り付けない空いたスペースを利用しようと思います。
メーカーのHP(山崎実業株式会社)にパーツショップがあるので、そこで必要なパーツを購入します。(まだ届いていませんが…)

↓山崎実業(株)HP パーツショップ

パーツで購入できるのはありがたい!
まとめ

商品についてるフィルムの接着力は貼り付ける壁面の状態によって変わってくるので、今回のように凹凸が強めのクロスの場合、十分な接着力を確保するのは難しいです。
実際に最初はフィルムで取り付けて試してみましたが、1日も経たないうちに剥がれてしまいました。
口コミでも同じように剥がれてしまうという書き込みが多かったので、壁紙の状態はしっかり確認した方がよさそうです。
しっかりと固定して使いたい場合は、今回紹介させてもらったように下地材を利用して取り付けることをおすすめします!
壁にネジを打ち込むことに抵抗がなければおすすめです!