今回も、100均セリアのプールスティックを使ってチャンバラ用の剣を作ります。
もちろん、どうぶつをモチーフにした剣ですが、今回は・・・・
「サメ剣」!!
これまで、あまり作っていなかった魚系の剣です。
材料を揃える
材料は、ほとんど100均セリアで揃えられるものを選んでいます。
プールスティック、ぶつかり防止クッション、スポンジブロックの3つを使って剣を作ります。
持ち手の部分はサランラップの芯を使いますが、今回は、作っている途中でΦ20mmの木の棒に変更をすることにしました。理由は後程説明します。
写真には載せていませんが、接着させるのに強めの両面テープと瞬間接着剤を使用します。
剣を作る
イメージを下書きする
まずは、サメのイメージをプールスティックに水性のペンで書いていきます。口の大きさと目やヒレの位置など、全体のバランスを考えてスケッチします。
本体パーツの切り取り
下書きしたラインに合わせてカッターを入れてカットしていきます。プールスティックはとても柔らかいので、カッターですぐに切れますが、刃の切れ味が悪いと切断面がガサガサになってしまうので注意が必要です。
後から微調整ができるので、大胆に口と尾びれの部分を切り欠きます。
歯を作る
ぶつかり防止クッションを使ってサメの歯を作ります。
1.5㎝くらいの出っ張りになるようにギザギザにカットします。カッターよりもハサミで切った方が歯のバランスを取りやすいです。
だいたい12cmくらいを4本作っておきます。
裏側に両面テープを貼って、一つ目を曲げながら中心から両側に貼り付けます。口元の残りの部分のサイズに合わせて歯をカットして貼り付けます。
そうすることで、口の先端部分の歯に切れ目がなくて、きれいな曲線に見せることができます。
上下に貼り付けて、刃の凸凹をハサミで調整します。
最後に、口の部分がぐらついてしまうと剣としての強度が弱くなってしまうので、プールスティックの中心の穴の中に、ちょうど入るくらいの切れ端を口から入れて、両面テープで固定します。
口は固定させた方が剣として戦いやすくなります。
エラとおなかを作る
エラの部分は、反対側も含めて4か所あるので、形がバラバラにならないように紙で予め三日月の形を切り出しておきます。
エラの位置を決めたらペンで下書きをしておきます。
エラはスポンジブロックで表現します。プールスティックに下書きした大きさよりも少し大きい形でカットします。
少し大きいサイズにしておかないと取り付けた時にすぐに落ちてしまうので、押し込んではめ込むくらいのイメージで切り出しておきます。
大きさが決まったら、両面テープを使って切り出したスポンジブロックをはめ込みます。
次におなかの部分を、ぶつかり防止クッションで作ります。
飾りの部分になるので、なくても十分サメには見えるのですが、こういった細かい表現が仕上がりの出来栄えを左右します。とはいえ、あまり細かくなり過ぎるとチャンバラ剣としての強度が無くなってしまうので、バランスが大切です。
目を作る
サメの目はスポンジブロックで、1cmくらの円柱を2つ作ります。
プールスティックに少し小さめな穴を開けて、両面テープで切り取っと目を埋め込みます。
ヒレを作る
背びれは、プールスティックを半分にカットして、厚みを半分くらいに削り取ったものを両面テープで貼り合わせます。ヒレのラインを意識して片方をカットします。
本体に取り付ける部分は、すぐに取れてしまわないよにくり抜いてはめ込めるようにしておきます。
尾びれも同じように溝を作ってはめ込みます。はめ込むだけではすぐに取れてしまうので、両面テープでしっかりと固定させます。
突出部分は、激しくぶつかるとすぐに取れてしまうので、隙間から瞬間接着剤を流し込んでおきます。
最後に胸びれを作ります。背びれと同様に本体を削ってはめ込むように取り付けます。
完全に埋め込んでしまうと立体感が無くなってしまうので、先端は埋め込んで後ろ側は少し飛び出るような感じで両面テープで貼り付けます。
↑出来上がりはこんな感じです。
持ち手を作る
サメ剣は尾びれの部分を分離させずに剣の部分と一体としているので、持ち手の部分が少し狭くなっています。
海賊の剣のように持ち手の部分をカバーしてくれているイメージです。
その兼ね合いで、いつも持ち手に使っているサランラップの芯だと少し太くなり過ぎてしまい、手を入れこめなくなってしまいました。そこで、急遽、家にあった直径20mmの木の棒を使うことに変更しました。
木の棒の先端と後方に両面テープを付けて、勢いよく穴に押し込んでいきます。
勢いをつけて押し込まないと途中で止まってしまいます…..
完成したサメ剣
今回は短剣のサメ剣を作りましたが、長さは自由に調整できます。
剣が長くなると間延びしてしまうので、これくらいのサイズ感の方がかわいらしくていい感じです。
その前に作った青色のサメ剣も合わせて、二刀流のサメ剣’sです。
青の方がリアルですが、緑色もかわいらしくて気に入っています。
お腹の部分も、持ち手の白と合わせてよいバランスになっています。
まとめ
魚系の剣は、案としては初期の段階からあったのですが、形が単純なのであまり面白くならなそうだったので、作っていませんでした….
細かい部分を表現して剣の形状を少し工夫してあげると、シンプルなものであっても面白くなることに気付いたので、今回作ってみました。
長い剣もいいのですが、実際にチャンバラする際には短剣の方が扱いやすいみたいで、こっちの方が人気があります。
セリアのプールスティックは強度も高くて、加工しやすいので、工作の材料としては最適です。
ぜひ、工作のアイディアの参考にしてみてはいかがでしょうか。