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アナログおもちゃ

いろんなおもしろくて不思議な回転コマ 7選 

子供が親しみやすい昔ながらのおもちゃの一つに「コマ」がありますが、日本だけでなく世界各地でさまざまなコマが作られています。もっとも一般的なコマと言えば、紐を使って回すものをイメージする人が多いと思いますが、それ以外のものもたくさんあります。

木で作られているものが多いですが、最近のものでは磁力を利用したものや電池式のもの、回る様子を楽しんだり、回すことに達成感を感じるものなど種類も豊富です。

今回は、いろいろなコマの中から仕組みが面白くて不思議なコマを厳選して紹介します。

地球コマ


地球ゴマAタイプ

昭和30年~40年代に人気を博したおもちゃとして「地球ゴマ」があげられます。


地球ゴマは「物体が自転運動をすると、外から力を加えられない限り、その自転軸の方向を変えず、また回転速度が速いほどその特性は強まる」という「ジャイロ効果」を応用したもの。

地球が23.4度傾いたまま自転しながら公転することを、このコマで「ジャイロ効果」によって説明できることから「地球ゴマ」と呼ばれています。

みとパパ

説明を読んでも、なぜ傾いたまま回り続けるのか不思議に感じでしまいます。

UFOコマ


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浮遊しながら回り続ける不思議なコマ・・・その名も「UFOコマ」

正式名称は分かりませんが、まさしくUFOのように浮き続ける様子は、初めて見た時にはとても驚きました。

磁石の反発力と重力のつり合いで、コマが浮いた状態を保っています。言葉で表すと簡単なのですが、実際にそのつり合いを取るための微調整はとても難しい代物です。

磁石の台の微妙な傾きを調整しつつ、コマの重りも変えながらつり合いが取れるバランスを探ります。

コツをつかむとだんだん少ない回数で成功することができるようになりますが、最初は本当に全然成功しなくて、あまりにも成功しないものだから、不良品ではないかと疑ってしまうほど難易度が高いおもちゃです。

口コミにも星1つで、「浮遊しない」などの書き込みが多く見られるくらい難しいものです。

みとパパ

忍耐力と諦めない気持ちが養われるおもちゃ・・なのかもしれません。

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回すと「!」が現れるコマ


スピンブラック

名前の通りのコマですが、回すとビックリマークが浮いているように見えます。回っていると、支えている棒の部分が見えなくなるので、まるで浮いているかのように見えるようになります。

似たようなコマは見たことがありますが、ここまでシンプルでスタイリッシュなコマは初めて見ました。細部にまでこだわった作りになっているので、結構長い時間回り続けます。

簡単に回すことができるので、子供でもすぐに回せるようになります。

みとパパ

デスクに置いてあると、気分転換に回したくなってしまうコマです。

へびゴマ

ヘビの形をした金属片が回転しているコマの軸にくっついてにょろにょろと行ったり来たりします。

コマの軸は磁力を持った鉄芯になっていて、ヘビとくっつくのがポイントです。磁力とコマの回転によってヘビのように動いて、先端まで到達すると磁力でくっついているので、軸に沿って折り返して逆側に動き出します。

みとパパ

へびの動きがくせになります。

永久コマ


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電磁力の力によって、電池の続く限り永久に回り続ける「永久コマ」。中のコイルが渦電流(ループ電流)を発生させることでコマが回り続けるとのことですが・・・難しくてなかなか理解ができません。

詳しく知りたい方は、永久コマを手作りで作っているサイトが多くあるので、そちらを検索してみてください。

みとパパ

科学の専門性が高いおもちゃなので、仕組みの理解が難しいです。

実際に電池がなくなるまでは回し続けていませんが、何分経っても止まる気配は全くありませでした。おそらく回り続けるのでしょう。

ずっと回し続けて確かめていないのは単に電池がもったいないのもあるのですが、それよりも、回転しているコマの音が結構鳴るで静かな空間だとなかなか気になります。

カウントコマ


LuminoDisc (Black)

2009年にバンダイから販売された地球の磁場を感じて回転数を図るテクノロジーコマの「LuminoDISC(ルミノディスク)」

コマを回転させると、本体に磁場が発生して方位を計測することでコマの回転数をカウントできるようになっている。北の方角を認識することで、何回北になったかの回転数を計っているようです。

当時は、ハイテクコマとして話題になっていたみたいですが、今、「ハイテクコマ」と言われると・・・少し名前負けしてしまう感は否めません。

しかし、コマの回転数を計れることは、回して見るだけのものと比べるとゲーム性があって遊びのバリエーションが増えます。このコマは、回転目にピッタリ止められると点滅して教えてくれる「ジャスト100」という遊び方や、最大回転数に挑むゲームなども搭載されています。300、400、500回転と指定の回転数を超えるとアニメーションが出てくるのも探求心をくすぐります。

みとパパ

ストップウォッチのコマ版みたいな感じでおもしろいです。

宇宙コマ

回転させる向きによってコマに貼ってある模様が見えたり、見えなかったりするコマ。正式名称ではありませんが、回転させると真ん中の軸となる青色シール部分が地球に見えて、その周りを星と月が回っているように見えるので、宇宙コマと呼んでいます。

作り方はとても単純で、材料もほとんど100均で揃うものばかりで作れます。単純で簡単だけど不思議なコマ。科学が詰まっている知育玩具ではないでしょうか。

作り方も紹介しているので、そちらもどうぞ↓

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みとパパ

なぜ?!を追求する子供がはまることが多いみたいです。

まとめ

コマは昔からある伝統的なおもちゃなので、古いものから最先端なものまでいろんなものがあります。回った様子を楽しむものや回す難易度が高くて、回せた達成感を味わうものなど楽しみ方も様々です。

磁力を利用したコマなどは科学的な要素が強くて仕組み不思議なので、知育玩具として子供たちの探求心をくすぐるのではないでしょうか。

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