壁や天井を走るラジコン・・・・!!
そのフレーズだけで、とても興味が湧いてくるおもちゃです。
以前から壁を走るラジコンというのはあったと思いますが、フレーズのインパクトの割にあまりいい評価を受けていないものばかりだったので、たいして壁を登らなかったり、すぐに壊れるんだろうな…..と思っていました。
最近、たまたま見たテレビの番組で、壁を走るラジコンを紹介していたのを見て、「テレビで紹介されているくらいだから、それなりにしっかりしたおもちゃなのではないか」と思って調べてみることにしましたが、結局のところ、三者三様の評価や口コミばかりなので、いまいちよく分からない感じでした。
「これは、自分で試してみないと分からないな!」と思って、購入してみることにしました。
今回は、壁を走るラジコンで実際に遊んでみた感想や特徴など紹介します。
ラジコンの特徴
スペック
パッケージには「床・壁・天井を走行する新機軸の反重力ローバー」と書かれており、デザインもお洒落なので、期待値が上がってしまいます。
大きさは手のひらサイズで、だいたいこれくらいのサイズだろう・・・・という感じでした。
【スペック】
・商品サイズ:L155 × D88 × H47(mm)
・パッケージサイズ:W300× H339 × D65(mm)
・周波数:2.4GHz
・走行時間:反重力モード時:約4分/地上走行時:約20分
・到達距離:約15m
・対象年齢:15才以上
商品内容
【商品内容】
・本体
・送信機
・交換用プロペラ×4
・交換用プロペラガード×1
・USB充電ケーブル
・取扱説明書
パッケージの中には、交換用のプロペラ×4とガード×1が付いています。何度か遊んでみての感覚としては、大人が普通に遊んでいる分にはすぐに壊れるものではないかと思います。
同じようにプロペラの付いたドローンのおもちゃの方が、飛行しているので落ちた時の衝撃で壊れやすいと思うので、それにくらべると壁面に沿って走るので安定感があります。
本体はタイプCの充電ケーブルで、リモコンは単3アルカリ乾電池×4本が必要になります。
充電時間は、約100分で完全充電されて、壁・天井を走行できる時間は4分程度です。それ以上走行すると壁を登る馬力が無くなってしまいます。
最近のミニドローンは、飛行時間20分以上のものもたくさんあるので、それに比べると、ちょっと短いですね….
仕組み・操作方法
走行の準備
車体の電源スイッチをONにして、リモコンの電源スイッチを入れます。本体とリモコンがしっかり接続されると操作ができるようになるのですが、接続がうまくいかなくて何度かやり直してやっと繋がる時もあります。
操作方法
操作方法はとてもシンプルで、リモコンの左右のタイヤボタンを前にスライドさせると前進し、後ろにすると後退します。右と左はそれぞれ片側のみを前進後退させれば車体が旋回します。
あとは、側面にある反重力ドライブボタン(プロペラ起動ボタン)を長押しして、プロペラを回転させれば壁を走らせることができるようになります。
取扱説明書
実際に遊んでみた
壁の操縦は、微調整しながら進まないとまっすぐ進んでくれないので、少し難しい….
まとめ
期待以上に壁や天井を走る安定感があって、ラジコンの操縦を楽しむことができますが、100分の充電時間に対して、壁・天井の走行時間が4分というのが短く感じてしまします。
それと、この機体だけかもしれませんが、壁を登っている最中は前進していても左に曲がっていくので、右に旋回しながら前進していく必要があります。その微調整の操作が少し難しいので、6歳のお兄ちゃんはちょっと苦戦します。
感想をまとめると・・・・
【遊んでみた感想のまとめ】
●壁・天井の走行は安定感がある
●操作方法が簡単
●音はミニドローンと同じようにうるさい
●壁・天井走行時間は4分間
●ドアのようなツルツルした壁面は滑り落ちてしまう
●壁走行中は左に曲がっていく(機体差があるかも・・・)
普通のラジコンでは味わえない立体的な操縦を楽しめるのでおすすめなおもちゃですが、走行時間が4分間というのがネックですね…..
さらに、2年くらい経つと蓄電池の持ちも悪くなってくるので、走行可能時間はもっと短くなってくると思います。そのため、長く使うおもちゃとしてではなく、少し変わったラジコンを体験してみたいという方におすすめな商品ではないでしょうか。
興味のある方は、ぜひ、壁・天井を走るラジコンを試してはいかがでしょうか。